転職ガイド-面接時の身だしなみ徹底解説!-スーツの場合:男性

スーツでの面接時の身だしなみ&おさえておくべきポイント

転職ガイド-面接時の身だしなみ徹底解説!-スーツの場合:男性

男性の服装・身だしなみについて

特に指定がない場合は、スーツで行くのが基本です。ここでは、男性のスーツでの面接の服装・身だしなみについてご紹介します。
トータルで服装・身だしなみを整えるには少々時間がかかるので、余裕を持って面接の2日前には整っている状態を目指し準備しましょう。

面接時の身だしなみ徹底解説!-スーツの場合:男性

スーツの場合:男性

面接時の身だしなみ徹底解説!-スーツの場合:男性01

面接時の身だしなみ徹底解説!-スーツの場合:男性02

スーツ

スーツは、ネイビー・ダークグレーなどの落ち着いた色で、無地のものを選びましょう。明るい色や柄物は避けたほうが無難です。
冠婚葬祭時に着用する礼服(ブラックフォーマル)は、面接時にはNG。そのため、黒のスーツは、素材や形によっては礼服をイメージさせるため、注意が必要です。

ボトム(ズボン)は、上着とセットのものを。上下別々のものを合わせるのは、「私服OK」もしくは「服装自由」の面接時に限ります。
折り目がしっかりついたものを着用するようにしましょう。

スーツは全身を覆うだけに、第一印象に大きく影響します。
しわや汚れがないことはもちろんですが、サイズ感も大切。肩が落ちていたりズボンが長すぎるなど、サイズが合っていないものはだらしなく見えてしまい、印象もよくありません。

【リクルートスーツでもOK?】

キャリアがある方(学生以外の方)の転職活動には、リクルートスーツはあまりおすすめできません。
なぜなら、リクルートスーツは「就職活動中の学生」のイメージが強いため、経験やスキルをアピールするには不向き。「学生の雰囲気やノリが抜けていない」「頼りない」といったネガティブな印象を与えてしまう可能性があるのです。
また、リクルートスーツには生地が薄いものが多く、安っぽい印象を与えることもあります。

ボタン

ジャケットの一番下のボタンは外すのが基本です。
ボタンを留めたまま着席すると、ジャケットにしわが寄ってしまい、見苦しい印象を与えてしまいます。
シャツのボタンは、第一ボタン・袖口ともにすべて留めましょう。

シャツ

シャツは無地の白が基本です。薄い青系でも問題ありません。きちんとアイロンがけされたものを着用しましょう。襟や袖口が汚れていたり、ボタンがとれかけていないか、きちんとチェックしましょう。
ここでも重要なのが、サイズ感。曲げ伸ばしした際に、ジャケットから少し見えるくらいの長さが見栄えが良いでしょう。長すぎるとルーズに見え、短すぎると窮屈に見えてしまいます。
また、ボタンダウンのシャツは、カジュアルな印象になるので、面接ではNGとされています。

ネクタイ

ネクタイはスーツの色味に合わせたもので、派手になりすぎない程度に明るい色を選びましょう。落ち着いた印象を与えたいなら青系、エネルギッシュな印象を与えたいなら赤系、がおすすめです。
柄は、カジュアルになりすぎない「無地・小紋・ストライプ・チェック」などのシンプルなものが無難です。奇抜な色やデザイン、キャラクターものなどは遊びの要素が強く、面接の場にはふさわしくありません。

ポケット

意外と見落としがちなのが、ポケット。ついうっかりスマートフォンやメモ帳などを入れっぱなしにしてしまうこともあるのでは。
物が入ってパンパンになっていたり、片方だけたれ下がって型崩れしているのは、だらしなく見えるので要注意です。

ベルト

黒やこげ茶など、スーツに合う表革のものを選びましょう。
バックルが大きいもの・派手なもの・目立つ金具や装飾がついたものは、カジュアルな印象になるためNG。

腕時計

高価なもの、ゴールドなどの派手な色・装飾のあるもの・カジュアルなものは避け、目立たないシンプルなデザインのものを選びましょう。
携帯やスマートフォンの普及で、腕時計を持たない人が増えていますが、ビジネスマナーとして面接時には着用する方が無難でしょう。

靴下

黒・濃紺の無地のものを選びましょう。派手な色や柄、くるぶしまでしかない短い靴下もNG。着席した際に足首(地肌)が見えないよう、ふくらはぎまでの長さがあるものを履きましょう。
白の靴下は清潔感があって、一見良いかと思われますが、スーツとの統一感がなくなるだけでなく、学生っぽさが出てしまうため着用は控えましょう。

黒やこげ茶で紐靴タイプのレザー(革)のビジネスシューズが基本です。靴とベルトの色を合わせるのがスーツのマナーです。
つま先が極端に尖っているもの、装飾が奇抜なもの・紐のないローファーは避けましょう。
最近はスーツにスニーカー・リュック姿のビジネスマンが増えていますが、面接には不向きです。
また、かかとの減りやつま先の色あせは大変目立ちますので、面接前日までに汚れとあわせてチェックを行ないましょう。

鞄(カバン・バッグ)

黒・濃紺・こげ茶などで、A4サイズの書類が入るビジネスバッグが良いでしょう。材質は、ナイロン・レザー(革)問いません。
足元に置く場合もあるので、床に置いた時に自立するタイプの鞄が見た目も利便性も良くおすすめです。
リュックサックタイプやトートバッグタイプのビジネスバッグもありますが、スーツでの面接の場合、避けたほうが無難です。
大きすぎる・小さすぎる・カジュアルなものもNG。手ぶらや紙袋だけというのは論外です。

【スーツケースを持って面接に行ってもOK?】

就職にあわせて、上京したいという方もいますよね。中には泊りがけで複数社、面接を受けるといった方もいるのではないでしょうか。
その場合、スーツケースやキャリーバッグなどの大きな荷物を持ったまま面接を受けるのはなるべく避けましょう。面接に不要な持ち物を持ち込むことで、「段取り(下準備)ができないのでは?」といったネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。合同説明会では、セキュリティやスペースの問題などで、会場内に荷物を預ける場所がないこともあります。
宿泊施設や周辺のコインロッカー、もしくは荷物預かりサービスを利用するなどし、身軽な状態で臨みましょう。

そのためにも事前に荷物を預かってくれる場所を探しておくことをおすすめします。
どうしても面接に持って行かざるをえない場合は、事前に「スーツケースを持ち込んでも良いか」お伺いしておくと良いでしょう。許可をいただいたら、必ずお礼の言葉を添えましょう。

髪型・顔まわり

黒が基本。茶髪や金髪はNG。目や耳にかならない長さは、さわやかな好印象を与えます。
寝ぐせやフケ、伸ばしっぱなしのひげなどは、絶対NG!清潔感なく、だらしなく見えます。
ひげがOKの職場もありますが、面接を受ける際にはきれいに整えておくか、そり落としておくほうが無難です。
また、面接の前に忘れず鏡でチェックしてほしいのが、目と鼻。目ヤニと鼻毛。出ているととても残念な感じになります。

アクセサリー・香水

結婚指輪は問題ありませんが、それ以外の指輪やピアス、ネックレスなどのアクセサリー類はすべて外しましょう。

香水は、つけ過ぎていても自分ではなかなか気づきにくいもの。できればつけないほうがよいでしょう。制汗剤や柔軟剤、整髪料などの匂いも気をつけましょう。

まとめ

面接の準備には、服装・身だしなみも大変重要。面接官に好印象を与えるためにもしっかり準備しましょう。自信がない人は、スーツ売り場で店員さんに「就職活動で使用する」旨を伝え、コーディネートのアドバイスをもらいましょう。

どんな服装で行けばいいのか迷った場合は、私たちにご相談ください。ご提案する企業の社風を知り尽くしたエージェントならではのアドバイスを行ないますので、ご安心ください。

  • 清潔感はあるか?
  • 明るく健康的に見えるか?
  • サイズが合っているか?
  • トータルバランスが良いか?
  • リクルートスーツは経験をアピールするには不向き

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